お久しぶりですみません。
展示とっくに終わりました!毎度の事ながらブログ放置ですみません。
展示に足を運んでくださった皆様、チェリー様、マッチングモール様、本当にありがとうございました。
さて、5月21日です。
説明する迄もなく、昭和十三年5月21日に発生しました津山30人殺しのあの日です!
一応説明しますと、昭和十三年五月未明、岡山の山村で一晩(二時間足らず)のうちに村人三十人を殺害した後、犯人の都井睦雄が自殺した、日本の犯罪史上前代未聞の惨殺事件です。
私は毎年この日になると自分が使えるツール上で実況しているほど、関心のある事件です。(あえて好きとは言いますまい)
私は昔から趣味で、様々な殺人鬼の本を読んだり調べたり、モデルになった作品を見たりしているのでまあこの年齢の女性にしては殺人鬼やそう言った事件にある程度は詳しかったりするのですが、もうね、津山事件は私の中でもっとも影響?を与えた事件です。何枚か作品も描いています。
私がこんなにまでこの事件、犯人の都井に惹かれてやまない理由は、犯行動機などですね。
ちょう簡単に説明しますと、病気になったりなんなりで村人から嫌われていた都井が、いっそ死ぬなら自分の事を今迄さんざん馬鹿にして来た奴らをぶっ殺して死んでやる。って感じですかね。
なので犯人の都井は事件の後遺書に「うつべきをうたづうたいでもよいものをうった」と書いています。
現代でもちょくちょく起こる「どうせ死ぬなら何人か道連れに」という事件はさっぱり理解できないし怒りしか湧きませんが、都井の場合は単に復讐劇です。馬鹿にされたから殺してやるという、誰でも一度は頭をよぎる事です。だからこそ惹かれるし、身近に感じる事件です。誰でも殺したい人間の一人や二人いるでしょう。都井を自分に置き換えて考えてみると、興味を持つ他になにがありましょうか。
まあ環境にもよるのでしょうが、都井のように生きにくかったり、どうしてもぶっ殺してやりたい奴がいる人はどこかしら共感できるところがあるのでないでしょうか。したくてもできない(勿論やってはだめ)事をやってのけたうえに最後は自害というもっとも納得のいく(と言っても被害者やその家族は納得できないだろうが)形で終止符を打ったこの事件に、もう何年も魅了されてたまらないのです。
誰でも心の奥底にしまっている感情が爆発した末の事件だからこそ、いまだにこの事件の特集記事が出たり、モデルにした小説が出たり、コミュニティがあったりと、様々な人を魅了してたまらないのでしょう。
それに、とても制作意欲を駆り立てられる事件です。この事件をモデルに描こうと思えば何枚でもいける気がする。
一応断っておきますが、私は犯行自体を肯定はしません。
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